ハルオレ☆ -前篇-
「はぁ?何言ってるの?そんなこと知るわけないだろ?」
「は、ははは。そうだよね。」
彼方は、知らないようだ。
やっぱりあれは夢だったのかなぁ。
でもあのビジョン、なんなのか気になるー。
「だって僕、授業出てたから、今さっき保健室に来たばかりだし。まぁ、僕が来る前にいたかもしれないけどね。」
え?(゚∇゚ ;)
今なんと?
授業に出てた?
俺はハッとした。
今、何時?
俺がそう思って、保健室の時計をカーテンの隙間からのぞくと時刻は、なんと15時半を超えていた。
うわああああ!!(゚ Д゚;)
もう放課後になってるううううっっっ!
俺、そんなに気を失っていたのか━━(゚ Д゚;)━━!!
しかも、俺の昼飯〜って叫びたいけど、すでに時限通り越してる…。
はぁ、俺ってどんだけ可哀相な主人公なんだよ…。