ハルオレ☆ -前篇-
しかもこんな所を誰かに見られたら、120%誤 解 さ れ る !((((;゚Д゚))))
俺は、自分の心臓の音が早まる中、恐る恐る周りを見渡した。
まず目をやったのは、開いた戸だった。そこには…。
「あれ?遥と圭先生じゃねーか。」
入浴場の戸を開けて、そこにいたのは、なんと風間だった。
うわ━━(゚ Д゚;)━━!!
よりによって、こんな圭先生と抱き合ってる所を、唯一一般人かと思っていた風間に見られるなんて!!
最悪だ…(´;ω;`)
絶対俺、誤解される…。
俺は絶望しかけながら次に圭先生を見た。
圭先生は、突然のアクシデントのせいか、ボケ〜っとしていた。
だが、俺の視線にハッと我に返ったのか圭先生は瞳を見開いて、俺を見た。
「う、うわぁ!!」
俺と圭先生の目があった瞬間、俺と圭先生は悲鳴をあげて勢いよく離れる。
そして、二人してどよめきながら、風間を見た。
やばいな…(^ω^;)
なんとかして、風間の誤解を解かなくちゃ。
俺は勝手ながら誤解を解くための手段を考え始めたその時、風間の口が開いた。
「なんだよ。そんなにひっついて、何ふざけあってんだ?」
なぜか風間はニカッと笑った。
( ̄▽ ̄;)あれ?
「あ、もしかしてこれから二人で風呂入る所だった?」
俺と圭先生は風間の意外な反応に首を傾げて固まった。