ハルオレ☆ -前篇-


「あら?遠山君。それを言うなら妄想力ですわ。」







「は?」







「ですから、その辺の素人の想像力と一緒にしないで下さいな。」







( ゜∀゜)・∵ブハッ!






てか、想像と妄想の違いは何なんだよ━(゜Д゜)━ッ!!!







相変わらず理解できね━(゜Д゜)━ッ!!!






「ちなみに、今の腹黒王子のシーンでしたら、もっと詳しい所まで妄想出来ましてよ?」







「え?何だよ。詳しい所までって。」








なんかよくわからないけど自信満々の西川さんの言葉に、俺は不覚にも気になってしまった。







すると、西川さんはオホンと咳払いをして口を開いた。








「例えばですねぇ…。」








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腹黒王子が早瀬先生の写真を見てニヤニヤしてる中、観奈が圭先生の愚痴を永遠と話してます。




そこで観奈が『でねぇ、先生ったら…って彼方、私の話聞いてるの?』って言うんです。




すると腹黒王子が『はぁ?お前何時間その話したら気がすむんだよ?僕も忙しいんだからな。』とまた写真を見てニヤニヤしちゃうんですよ。




で、観奈はそれにカッチーンと来て『何よ!圭先生と喧嘩してきたっていったら尽かさず話聞いてやるから部屋に入って来いって言ったのは彼方じゃない!』と怒りだすんです。




で、腹黒王子は、『何言ってんだよ!それは観奈がイライラしてて僕の部屋のドアをサンドバッグみたいにどんどん殴るからだろ』と。






あ、長くなるんで次のページに続きますね(はぁと)




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