ハルオレ☆ -前篇-
俺が心の中で叫んだその瞬間…。
「あー!それわかる!たぶんだけど、きっとアイツの中では、自分のもの=あたしになってるんだと思うわ。でなきゃ、あんなしつこくグチグチ言うはずないもん!」
( ゜∀゜)・∵ブハッ!
俺、完全に観奈とシンクロしてる━(゜Д゜)━ッ!!!
ある意味、観奈とは仲間なのかもな(´_ゝ`)
なんか複雑だ。いろんな意味で。
俺がそんな事をぼや〜と考えてると、宇宙と観奈は、彼方トークに花を咲かせていた。
「あ〜ダメダメ!アタシ、ああいう女々しいタイプは絶対無理ね!」
宇宙が首を横に振った。
「うーん。女々しいかぁ。まぁ、確かに男らしくない所はあるかもなぁ。私より喧嘩弱いし…」
( ̄▽ ̄;)ワタシヨリケンカヨワイシデスト??
今、明らかに聞いちゃいけない事を聞いてしまったよ!俺!(゚ Д゚;)
「ほら。もっと男ってのは、情が厚くて、たくましくって、強引でもそれがいい!って思わせるものを持ってなきゃね。」
宇宙がキュンキュンしながら、自分の体を両手で抱きしめる。
「うわあ!それすごくイイかも!」
「でっしょー☆はぁ…。そんなアタシ好みのイケメンどこかにいないかしら…?」
イケメンに言われるとなんだか変な感じするんですが…(^ω^;)