ハルオレ☆ -前篇-
part6 おかえりなさい!
うわあああああ!
彼方さん!いつもに増してこええええええ(;^◇^;)
そして!彼方さん!あなた、目が完全に笑ってませんよー!
俺が観奈の立場だったら、間違えなく気絶寸前状態ですよー!
……ん?あれ?待てよ。
これから観奈が彼方に説教されるってことは、残る俺は解放されるってことなのかな?
てか、そもそも俺、この件では悪いことしてないし…。
観奈と一緒に説教されるなんてことはまずないよな?
( ・∀・)もしかして…俺!やっとこれで部屋に帰れる!?
俺はそう思うと嬉しくなって、パアッと笑顔を取り戻した。
「じゃあ、彼方。俺はもういいよね?」
「は?」
しかし俺が発言した瞬間、彼方に『意味がわかんないんですけど』的な顔をされた。
「だって、これから観奈に説教なんでしょ?だったら俺、そろそろ部屋に…。」
俺がそう言いかけると、彼方が即答する。
「は?ダメに決まってるでしょ?」
( ・∀・)……え?
うっそーーーーーん!(´Д`).:*・.:'.∴カハッ