ハルオレ☆ -前篇-


すると、ヤマト兄がそんな落ち込む俺にさらに追い討ちをかけるように次の更なる話題を持ちかける。







「あと、お前そろそろ部活やクラブどこに入るか決めたか?」







「えっ!?」








部活…?( ̄▽ ̄;)







『あれ?何で?』って聞こうとしたが、その瞬間、俺は思い出した。







そうだ。この学校って絶対何かしらの部活に所属してなくちゃいけなかったんだった。
すっかり忘れてたよ( ̄▽ ̄;)






それに部活のことなんて、今まで考えたこともなかったもんな…。







「き、決めてないけど…。」








俺が素直にそう言うと、ヤマト兄が頷く。








「そうか。なら、そろそろどこに入るか考えろよ。」







「う、うん。わかったよ。」







「じゃあ、決まったら俺に教えろよ。」







ヤマト兄は俺にそう言うと、教室を出て行った。







***************







はぁ…( ̄▽ ̄;)
ヤマト兄には、『うん!わかった』と言ったものの…。







部活かぁ…。どうしようなぁ(´_ゝ`)







そもそもこの学校に何部があるかすらもわからないし…。
自分が何部に入りたいとかも特にないし。
正直、困るな…。







ああ…(´・ω・`)
今日は西川さんも彼方もいないから平和に過ごせるって思ったのに…。







いきなり、追試試験に、所属の部活決めろ…だなんて。平和に過ごせるなんて思った俺の考えが甘かったよ。







あ〜なんかついてない!!!(゚ Д゚;)

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