ハルオレ☆ -前篇-
「それに風間君、すごく嬉しそうだったわよ。」
あはは( ̄▽ ̄;)
なんとなく嬉しそうに話す風間の顔が浮かぶよ。
「あははは。実はそうなんだよ。まさか生徒会に入るだなんて思ってもいなかったけどさ…。…やっぱ俺なんかが生徒会ってキャラじゃないでしょ?」
そういや、ヤマト兄にも器じゃないって言われたもんなぁ(; ´_ゝ`)
てかそもそも生徒会の器って何なんだよ?
今更ですが、あの生徒会メンバー(風間を除く)に器も何もない気がしますが…。
そんな事を考えていると、ちょうど目の前の階段を上がる愛穂が振り向いた。
「そう?遠山君には合ってると思ったけど…。」
え?(゚∇゚ ;)
俺はその言葉にドキッとした。
まさか室長がそう言ってくれるとは思ってもいなかったからだ。
俺が愛穂をポカンと見ていると、彼女は微笑む。
その瞬間、俺は顔が熱くなるのを感じた。