ハルオレ☆ -前篇-
「…なんかそう思っちゃった。私っておかしいよね。あはは。」
愛穂は少し顔を赤め、そのまま階段を登り始める。
( ´_ゝ`)…。
(; ´_ゝ`) ……?
な!(゚ Д゚;)
なんだよそれ━━(゚ Д゚;)━━!!
「ほら。遠山君。図書館早く戻ろう!?」
俺が放心状態で立ち止まっていると、再び振り返った愛穂の声が飛んできて俺は我に返る。
「う、うん。」
俺はまだ頭の中が整理でぬまま、愛穂に返事をすると後を追うように階段を登り始めるのだった。
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それから俺と愛穂は図書館に戻ると、何もなかったように勉強会が再スタートされた。
だけど、俺は勉強に打ち込む裏であの言葉がずっと脳裏でループしていた。
『遠山君の胸って…すごく暖かいんだね。』
( ´_ゝ`)…あ、あの言葉って…
( ´_ゝ`)…あれっていったいどう言う意味なんだろう…
そんでもって俺…どう受け止めていいんだよ━━(゚ Д゚;)━━!!
俺が心で絶叫すると、ふと視線を感じた。
それはもちろん…
「遠山君?どうかした?」
愛穂だ。
はっΣ(゚д゚;)
だめだだめだ。また俺勉強に集中してないじゃん。