ハルオレ☆ -前篇-

「…あと。今日はありがとう。室長のおかげで来週の追試はなんとかなりそうだよ。」








あれから室長に丁寧にいろんな問題のポイントをしっかり教えてもらったからな(^∇^)
これでなんとか追試に対して自信が持てそうだ('-^*)ok







「本当？それはよかった。お役に立てて。」








「俺。来週の試験、絶対合格するからさ。」








俺は拳を握り締めて、ガッツポーズを構える。








「え？当たり前でしょ？不合格だったら絶対許さないから。」







( ´；ﾟ;ё;ﾟ)･;'.､･;'.､ｺﾞﾌｯ!!







愛穂の鋭く尖った言葉に俺は口を引きつらして一瞬凍った。








「え？……マジすか？」







ロボットのような口調で焦る俺を見て、愛穂は笑い出す。







「ふふふ。もう！冗談よ。」








「はぁ…。おいおい、またかよ？てか室長、今日一日で俺のことからかいすぎ。」








ああ…(￣▽￣;)本当に俺ってからかわれることが多いけど…
毎回回数を重ねるたびに、自分のキャラクター設定に疑問を感じるよ。








そして愛穂さんは、これでめでたく『俺の事をからかって面白がるヤツリストに３人目』に認定させていただきます。（１人目→ヤマト兄　２人目→彼方）








「ふふふ。まぁ、それよりもせっかく勉強会したんだから、追試絶対合格しなくちゃね。」








「はい。…合格は必ず出来るようにもう少し勉強がんばってみます。」








くそ…。うまいこと話を逸らされた（；　´_ゝ｀)