ハルオレ☆ -前篇-
え、えええええ Σ(´Д`;)
か、彼方さん!!??
「か、彼方!!?」
彼方が俺の胸の上で動かなくなったので、俺はとっさに声を掛けるが、
「……。」
もちろん彼方から返事が来ることはなかった。
そして、残された俺は…。
「…う、うそでしょ…?」
と白々しい観奈の痛い視線を受けて、999のダメージを受けた。(残りHP1)
うわ━━(*`д´*)━━ん!!
タイミングよく意識を失わないで下さいよぉ━━(゚д゚;)━━!!
…っていうか。
俺は今起こった事態を改めて思い直すように部屋の周りを見渡す。
そして、グッと息を呑む。
こ、これってもしかして…。
最 も 最 悪 な 事 態 ?
って!待て待て! Σ(´Д`;)
観奈に見られたけど、まだ俺は何もされてないし、事を済ましたわけじゃないじゃないか!
まだ事情を話せば、観奈は分かってくれるはずだ(゚∇゚ ;)
「あ、あのさ。だから違うんだよ。これはさ…」
と、俺がそう口にしたその時。
「ななな、何何!?今の叫び声は!」
バタン!
またも聞き覚えのある声と共に、部屋の扉が開かれた。