ハルオレ☆ -前篇-
「うふふふ~。彼方、もしかしてはるちゃんに妬いてるの~?」
「は、はぁ?や、妬く?僕が?遥に?そ、そんなのあるわけないだろ!?」
すると観奈は首を傾げる。
「あ。そうなの。じゃあ、私に妬いてるの?」
「それもない!」
「あ、そうなの?じゃあ私、遠慮なくはるちゃんとするからねぇ。そのうち☆」
「ええ!?」
( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!!
それってなんの予告なんですか━━(゚ Д゚;)━━!!
あとそのうち☆ってなんなのさ━━(゚ Д゚;)━━!!
俺が再び驚いた声をあげると、彼方が『ちっ』と舌打ちをする。
「観奈~。お前いい加減にしろよ?それにヤキモチとかそういう問題じゃなくて、遥は僕の奴隷なんだから。いくら幼馴染みでも手を出すのは許さないよ。」
「うふふ。じゃあ、私にはるちゃん取られたくなかったら、自分でちゃんとモノにして手放さないようにすればいいじゃない?」
「ああ?なんだってー??」
二人はそのまま激しく睨みあった。
っていうか、コレどういう話なんだよ?(゚ Д゚;)
自分でちゃんとモノってどういうことだよ!っていうかだいたい想像つくからあまり考えたくもないですけど。
…ってちょっと待て!そもそもそんな話事態、最悪なんですけど━━(゚ Д゚;)━━!!