ハルオレ☆ -前篇-
part4 そして、逃亡
「そ、そんなこと言われても…」
「ほんと、使えない奴隷だなー・・・。あーあ、なんかつまんなーい。」
使えない奴隷と言われましても( ´_ゝ`)
俺がそんな事を考えていると、彼方はまた俺に近づいてきた。
近づいてくる彼方を目で追っていると、やがて彼方が俺の目の前にやって来る。
そしてその瞬間…。
横たわってる俺の足を彼方がグッと踏みつけた。
「さぁーて、遥。どうしてくれるの?僕をこんな不愉快な気持ちにさせてさ。」
お、俺が悪いみたいに言ってきやがった━━(゚д゚;)━━!!
冗 談 じゃ な い !
どうしてくれるの?とか言われても…。
俺、間違ったことしてないし、そんなの知ったこっちゃない!(゚ Д゚;)
てか、なんで俺ばかりがこんな目に遭わなくちゃいけないんだよぉ━━(*`д´*)━━!
俺が彼方に必死で今の気持ちを目で訴えていると、突然彼方が『フフッ』と笑った。
俺はなんだか嫌な予感がした。