悪魔と天使の領域

「ここで天使の名前を使う訳にはいかないし、何にしよう？」
「あの～、名前は？」
「シアンです。」
「シアンですね？じゃあ、誰を選択しますか？」
「ミエルちゃんでお願いします。」
「じゃあ、特別試合を始めます。挑戦者シアンVSデビル７ミエル。」
両者が中央に立った。
「え！？」
ミエルちゃんは私を見て驚いている。
「ネユカ？」
「お姉ちゃん・・・？」
「二人は知り合いですか？」
ミエルちゃんは戦闘の目をして言った。
「他人の空似です。」
「ボクはミエル。ネユカって子じゃないよ。」
「ミエルちゃん・・・」
「それでは、そろそろ始めますよ？」
「はい。」
「行くよ、挑戦者のお姉ちゃん。」
ミエルちゃんは戦闘モードに入った。
「じゃあ、私も行くよ。」
「それでは、始め！」
最初にミエルちゃんが攻撃を仕掛けてきた。
私は何とか交わした。
「じゃあ、今度は私が行くよ？」