悪魔と天使の領域
「くそ、どうやったら、倒せるんだ?」
「何回やっても無駄だよ?」
それでも、諦めずに、何回も斬りかかった。
しかし、全て受け止められる。
「はあはあ、こいつには、隙がないのか?」
「大丈夫ですか、良太さん。」
「大丈夫だ。」
だが、結構体力は、消耗している。
「はあ、天使の力なんてこんなもの?もう少し楽しめると思ったけど、ここで終わりにしよう?」
そう言って、ベリエルは、ハンマーを空に向けた。
「カオスフォース。」
そう言うと辺りが暗くなってきた。
「どうなっているんだ?」
「良太さん、来ますよ。」
俺は、聖剣を構えた。
「消えろー。」
とベリエルが叫んだ。
と同時に空から隕石のようなものが降って来た。
俺は、その隕石みたいなのに当たらないように聖剣で切って行った。
しかし、どんなに切ってもきりがない。
「サリリちゃん、どんなに切ってもきりがないよ。」
「そうですね。私も最強魔法を使いましょう。良太さん、剣を構えてください。」
俺は、サリリちゃんに言われたまま、剣を構えた。
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