悪魔と天使の領域
「残念ながら、和也の情報は、ゼロ。俺も探してるんだけどね・・・」
「え!?良太君も探してるの。何で?」
俺は、さっきの事は、言わないでいた。
「そりゃ、友だちだし、探したら、駄目なの?」
「ううん、そういう訳じゃないけど・・・じゃあ、情報があったら、私にも教えてよ。」
俺は、ちょっと複雑な気持ちになったが、日菜ちゃんが喜んでくれるなら良いかなと思ったので、
「分かった。何かあったら情報あげるね。その代わり、日菜ちゃんも何かあったら情報頂戴ね?」
「分かった。じゃあ、何かあったら情報交換しましょう。」
「うん。」
「まあ、用件はそれだけだから、切るね。またね。」
「分かった。」
それで、日菜ちゃんとの電話は終った。
電話が終わって、数分後に、
「良太さん、ご飯が出来ましたよ。」
とサリリちゃんに声を掛けられたので、リビングに行った。
そこには、豪華な料理が並んでいた。
「ありがとうね。」
「いえいえ、どう致しまして。」
それから、ご飯を食べた。
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