悪魔と天使の領域
「そういう事なのか・・・」
半信半疑では、あるが、サリリちゃんが天使というのであれば、信じるしかないと思った。
そんな話をしながら、ご飯を食べ終えた。
「じゃあ、俺は部屋にいるね。」
「はい、何かあったらお呼びします。」
それから、俺は部屋に行った。
その時、ミカの言ってた事を思い出した。
『身近の人が危険』
「もしかして、サリリちゃんの事なのか?」
と思った。
「でも、ここまでよくしてくれて、一緒に戦って、俺に害を及ぼすのか?」
どれだけ考えても何も答えは出て来ない。
「それより災難って何だろう?」
そんな事を思ったら恐怖心に駆られた。
恐怖心に駆られていると、電話が鳴った。
画面を見ると、非通知だった。
「非通知番号?」
気持ち悪いなと思ったが出る事にした。
「もしもし?」
「もしもし・・・」
相手は意外な人からだった。
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