悪魔と天使の領域
「それもノーコメント。」
「でも、そんなに知りたいなら、サリリお姉ちゃんに聞いてみたら?」
「サリリちゃんも何も知らないらしいんだ。」
「ふーん、そうなんだ。」
沈黙が続いた。
「俺たちは、元々仲間だったじゃん。サリリちゃんも日菜ちゃんも俺も和也を探している。仲間だったら教えてくれてもいいんじゃない?」
ミエルは何も言わない。
「な?頼むよ。俺たち仲間だろ?」
「・・・さい・・・」
ミエルが何か言ったが全然聞き取れなかった。
「ごめん、もう一回言ってくれる?」
「仲間仲間うるさい!ボクは悪魔。サリリお姉ちゃんは天使。そして、お兄ちゃんは、サリリお姉ちゃんについた。その時点でお兄ちゃんはボクの敵。」
俺は、それを聞いて胸が痛んだ。
「じゃあ、教えてくれないの?」
「当たり前でしょう?何でボクが敵のお兄ちゃんたちに和也お兄ちゃんの居場所を教えないといけないわけ?」
「そうだよな・・・」
確かにむしのいい話だ。
「でも、そんなに知りたいなら、サリリお姉ちゃんに聞いてみたら?」
「サリリちゃんも何も知らないらしいんだ。」
「ふーん、そうなんだ。」
沈黙が続いた。
「俺たちは、元々仲間だったじゃん。サリリちゃんも日菜ちゃんも俺も和也を探している。仲間だったら教えてくれてもいいんじゃない?」
ミエルは何も言わない。
「な?頼むよ。俺たち仲間だろ?」
「・・・さい・・・」
ミエルが何か言ったが全然聞き取れなかった。
「ごめん、もう一回言ってくれる?」
「仲間仲間うるさい!ボクは悪魔。サリリお姉ちゃんは天使。そして、お兄ちゃんは、サリリお姉ちゃんについた。その時点でお兄ちゃんはボクの敵。」
俺は、それを聞いて胸が痛んだ。
「じゃあ、教えてくれないの?」
「当たり前でしょう?何でボクが敵のお兄ちゃんたちに和也お兄ちゃんの居場所を教えないといけないわけ?」
「そうだよな・・・」
確かにむしのいい話だ。