悪魔と天使の領域
それから、俺とサリリちゃんは沈黙のまま歩いていた。
ふと、サリリちゃんの方を向くとかなり暗い顔をしていた。
「大丈夫?」
俺は、サリリちゃんに声を掛けた。
サリリちゃんは、我に返ったように
「大丈夫です。良太さんこそ気分とか悪くないですか?」
と逆に心配された。
正直言うと今にも吐きそうだし、倒れそうだけどそんな事を言っては、先に進めないと思い、
「俺は万全じゃないけど大丈夫。」
と答えた。
それからまた無言で歩いた。
少し歩いたとこでサリリちゃんが言葉を発した。
「あの、良太さん。やはり、誰かに見られてる気がします。」
辺りを見渡すが誰もいない。
ふと、サリリちゃんの方を向くとかなり暗い顔をしていた。
「大丈夫?」
俺は、サリリちゃんに声を掛けた。
サリリちゃんは、我に返ったように
「大丈夫です。良太さんこそ気分とか悪くないですか?」
と逆に心配された。
正直言うと今にも吐きそうだし、倒れそうだけどそんな事を言っては、先に進めないと思い、
「俺は万全じゃないけど大丈夫。」
と答えた。
それからまた無言で歩いた。
少し歩いたとこでサリリちゃんが言葉を発した。
「あの、良太さん。やはり、誰かに見られてる気がします。」
辺りを見渡すが誰もいない。