悪魔と天使の領域

第二の刺客

「ねえ、雨は好き?」
とその女の子は聞いてきた。
「その前に君は誰?」
「私の名前は、アクリール。水を司る悪魔の一人。」
「君がこの雨を降らせたのか?」
「ええ、私が有利になるためにね。」
そう言うと、アクリールは、水の形を針のような物に変形させて俺たちに攻撃をして来た。
「もしかして、君は…」
「そう、私はデビル7の一人。水のアクリール。」
「良太さん、大丈夫ですか?」
サリリちゃんが近寄って来た。
「大丈夫。間一髪で避けたから。」
「それなら良かったです。良太さん、私たちも戦いましょう。」
「仕方ないんだよね。」 
そう思ったら、サリリちゃんは聖剣に姿を変えていた。
俺はその聖剣を手に持った。
「行くぞ。」
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