-Dote-
 

  『らいッ……大丈夫ッ?』

  『あららッ可哀想に』

  あたUは頭を殴られた

  『ッ……』

  『大人しく俺らについてきな』

  腕を引っ張られたその時

  『らい.未琉ッ……』

  稚菜の声だった

  『稚菜ッ』 未琉が叫んだ     

  あたUは怖くて声もでなかった

  稚菜の横にいた男等3人が

  こっちに歩いてくる……

  『そいつらを離せ』

  一人の仔がそぉ言った

  『離すわけないじゃん?』

  『お前らばかだな?』

  『はぁぁ? こんな奴等ほっといて遊びにいこおぜッ』
  あたUは腕を思いきり

  つかまれ 連れて行かれた

  『らいッ!』 稚菜の声が聞こえた

  『お前ら俺らが誰か分かっててそんな口聞いてんの?』
  『誰だよお前ら……』

  『俺らの事.解らないの??』




  『…まさか……ほかげッ!?』

  あたUらに絡みにきた

  チャラい男たちは

  顔を引き吊り 逃げていった

  た……助かった

  あたUは地べたにしゃがみこんだ
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