好きで、好きで、好きすぎて。



驚きのあまり
後ろを振り返れないあたし。



『こんなん、ずうずうしく中に入ればいんだよ』






そう言ってキミは
あたしの背中を押しながら



クラス表の前まで
連れて行った。






あっ…。




あたし1組だぁ…。





そう思った時





『俺、1組ぢゃん』





後ろから声がする






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