Fall In Love~5日後の恋の行方~



波留さんの肩に顔を置きそうなぐらいの距離。

波留さんは少しうっとおしそうにして離れろって言ってるけど彼女はただ笑うだけ。


私は元いた席に戻ると、そんな2人をただ眺めているしかなく。



な、なんか積極的?


ってかホント近すぎるって!



そんな複雑な想いを抱えていた時に私の救世主達が舞い戻って来た!



「「ただいまぁ」」



百合さんと俊さんの声とお腹の虫を騒がせそうな美味しそうな匂いに思わず振り返っていた。



「あれ?香穂ちゃんどうしたの?」



百合さんは何かに気付いたのか、持っていたお弁当の袋を俊さんに渡すと近づいてきてくれる。


たぶん、私の顔って……





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