体or愛?何がほしい?


−俺の子供じゃなかったら…−


考えたこともなかった。


自分の子供だとしか思ってなかった。


『ほらね?咄嗟に答えることが出来ないだろ?僕は、それでも美冬も子供も一生愛せる自信があるよ。』


『俺だって、愛していけます!』


ここで怯んだら負けだと思った。


『まぁ、僕は離婚するつもりは、更々ないから、そのつもりで…。』




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