体or愛?何がほしい?





すぐには頭が回らなかった



真っ白……



み、美冬……?



何言ってんだよ…



忘れろって、なんだよ…



手の平の中で、クシャっと便箋が潰れる音がした。





『美冬−−−!!嘘だろ−−−−!!』





その場に膝から崩れ落ち絶叫する俺。


とめどなく涙が流れ落ちるのを拭うことが出来ないまま


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