体or愛?何がほしい?


トーストにかじりついていると


カランカランと入口の扉が開いた。




さっきの彼女、美冬だった。


なんでだ?偶然か?!


美冬は、真っ直ぐ俺の席に向かってきた。


マスターは、用があったら呼んでくれ、


と奥に引っ込んだ。


おい、おい、水くらい出せよと思ったが


気をきかせてくれたんだろう。




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