体or愛?何がほしい?


『そのへんのラブホで構わないから…。』


美冬は言った。


『えっ?でも、駅前とかに…』


言いかける俺の腕をグイッと掴み


笑顔でコッチよ!とひっばる。


なんだか俺が無理矢理連れていかれる…


なんとも情けない格好となってしまった。




そしてほんとに安いラブホにチェックイン。


なんだか美冬に相応しくない気がした…。




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