極甘彼氏は幼なじみ☆
先生が先に教室に入り、朝礼を始めた。
あたしは廊下で少しドキドキしながら呼ばれるのを待っていた。
「それじゃあ、転校生を紹介する」
そう言った瞬間盛り上がるクラス。
「小林ー!転校生女のコなんだろー!ど?可愛い?」
いやいや、あたしみたいに可愛くない子は入りづらいんですけど…?
「谷中落ち着け。静かにしろ。転校生の子もなかなか入れないだろ。」
「海斗まじウケるんだけど!」
谷中海斗…よくもあたしにプレッシャーかけたな…
「だってテンション上がっちゃって…」
「いいから、谷中。
…浅原!」