極甘彼氏は幼なじみ☆
早く、早くこんな辛い時間なんて終わってしまえばいいのに…
今のあたしはカラオケどころじゃなくて。
いつの間にか解散になっていた…
「葵衣菜…大丈夫?」
「くるみ…あたしまだ実感なくて…」
「さっきから葵衣菜ったら放心状態じゃない…」
「ごめんね、くるみ…こんなんじゃこの先やってけないよね…
あたし、少しずつ受け止めて頑張…「葵衣菜!あたしは少なくとも葵衣菜のこと親友だと思ってるよ?だから頼って欲しい。あたしの前だけでは無理しないで欲しい。」
「くるみ…」
あたしはいきなり気持ちが緩み涙が溢れた。
そんなあたしをずっと何も言わずくるみは見守ってくれた。