愛しい人へ
陸の部屋に入った。
適当に床に座った。
陸はベッドに座った。
「・・・・・なんで来た?今日、学校だろ・・」
「それは陸も同じでしょ・・・・」
「俺の学校は、行く価値ねーし。
それに・・・俺はお前に合わせる顔ない」
「・・・・いろいろ聞かせてよ」
陸は黙ってあたしを見る。
「なんで暴力振るったの?
なんで謝りにきたの・・・?」
「・・・・今更、話したって言い訳にしかならねーよ」
「それでも知りたい・・・。」
「もう帰れよ。」
優しく陸はいった。