愛しい人へ





「俺が高校入ってすぐに仲良くなった奴が、
 クスリはじめちゃって・・・
 俺、そいつのこと止めたんだ。
 あいつも反省してやめたんだけど
 俺に隠れて続けてたみたいで・・・・
 まぁやめられなかったんだと思うけど・・」



「うん」



「そんでまぁーそいつのために俺、
 いろいろ首つっこんでたら
 いつの間にか・・・」



そのあと陸は大きなため息をついた。




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