愛しい人へ
「拓海、帰ろうぜー!」
タケと雅人に誘われたけど断った。
俺は玄関のはじに腰を下ろした。
「拓海元気でねー」
「たまには連絡しろよー!」
「またなぁー!」
って仲間たちが俺に声をかけていってくれる。
俺はみんなに返事をして手を振る。
別れを、すごく寂しいなっと思った。
俺は必死に目を走らせて梨絵が出てくるのを待った。
だけど、とうとう梨絵は出てこなかった。
もう帰ってんのかな・・・・。
俺は大きなため息とともに顔をうずめた。