愛しい人へ


ご飯を食べ終わると、

雅人と俺は部屋でくつろいだ。


「俺、今日 泊まっていこうかな」


「ええーどこで寝るの?」俺が露骨に嫌な顔をして聞いた。


「ここ」


当然のように俺のベッドを指差した。


「は?無理だよ。なんでお前と」


「えーじゃあ未希ちゃんの部屋かなぁ」


「死ね」






そんなわけで、

俺の窮屈なベッドに2人。




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