愛しい人へ



学校が終わり、

玄関に向かうと、


梨絵が座って待っていた。



「拓海のクラス終わるの遅いね」



「ああ。悪ぃ・・」



「行こう!」



本当に元気になったなぁと思った。




笑顔が増えたし、声も弾んでる。




俺はとりあえず安心した。







梨絵とクラス替えのことを


話しながら帰った。




俺の家の最寄り駅で降りた。




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