愛しい人へ



駅に着いて、


梨絵が改札を通ると、




なぜか俊平は号泣。




「ばいばいっっっ。ぐすんっ」



大きく手を振る。




「永遠のお別れじゃないんだからさー;」



俺は俊平を見て笑ってしまった。



梨絵も笑っていた。




周りの人は何事かと思ってみている。







「じゃあ本当にありがとう!バイバイ!」



梨絵はホームへと消えた。
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