ディア フレンド
先程の笑みとは打って変わって
冷めたような目。
こんなにも態度が変わるなんて・・
初めて魅海が頭首だと実感した。
でもすぐに魅海はふっ、と笑う。
先程の笑顔に戻った。
笑顔は凄くかっこいいのに・・
「お前はいいと思う。
百虎を女が操るのは結構
度胸がいるからな。
お前は肝が据(す)わっててさ。」
それは褒めているのだろうか・・
なんか女らしくないと遠回しに言われている
ようにも聞こえる。
アタシは魅海を軽く睨む。
女らしくない、と言われるのには
慣れているがいざ言われると
毎度のことながら腹が立つのだ。
「あれ?怒ったのか?
別にそういう女は好きだぜ?
お前めっちゃ可愛いしな。」
「お世辞に聞こえるけど?
ていうか、アタシは杏南。
お前って呼ばれる筋合いはないわ。」
「悪かったな。杏南・・
いい名じゃんか。」
「それはどうも。」
素っ気なく言う。
どうもチャラくて気に入らない。
そこは武道家の血が流れているのだろうか・・
魅海は意外と話が分かりそうだ。
でも、何か違和感がある。何だろう・・
「じゃあ。俺はそろそろ帰るわ。
またいつかな。今度は敵だかんな・・
覚えとけよ・・・」
魅海はアタシの手を離し、背を向ける。
アタシは背中を睨む。
そう次に会うときは敵なのだ。
これは魅海の気まぐれで話しただけ・・
アタシも背を向ける。
すると、ぐいっ。
思い切り、後ろに腕を引っ張られる。
アタシは身体を後ろに持っていかれる。
そして強引に後ろを向かせられる。
すると、魅海の顔が一気に近付く。そして・・
「あっ・・・・んんっ///」
冷めたような目。
こんなにも態度が変わるなんて・・
初めて魅海が頭首だと実感した。
でもすぐに魅海はふっ、と笑う。
先程の笑顔に戻った。
笑顔は凄くかっこいいのに・・
「お前はいいと思う。
百虎を女が操るのは結構
度胸がいるからな。
お前は肝が据(す)わっててさ。」
それは褒めているのだろうか・・
なんか女らしくないと遠回しに言われている
ようにも聞こえる。
アタシは魅海を軽く睨む。
女らしくない、と言われるのには
慣れているがいざ言われると
毎度のことながら腹が立つのだ。
「あれ?怒ったのか?
別にそういう女は好きだぜ?
お前めっちゃ可愛いしな。」
「お世辞に聞こえるけど?
ていうか、アタシは杏南。
お前って呼ばれる筋合いはないわ。」
「悪かったな。杏南・・
いい名じゃんか。」
「それはどうも。」
素っ気なく言う。
どうもチャラくて気に入らない。
そこは武道家の血が流れているのだろうか・・
魅海は意外と話が分かりそうだ。
でも、何か違和感がある。何だろう・・
「じゃあ。俺はそろそろ帰るわ。
またいつかな。今度は敵だかんな・・
覚えとけよ・・・」
魅海はアタシの手を離し、背を向ける。
アタシは背中を睨む。
そう次に会うときは敵なのだ。
これは魅海の気まぐれで話しただけ・・
アタシも背を向ける。
すると、ぐいっ。
思い切り、後ろに腕を引っ張られる。
アタシは身体を後ろに持っていかれる。
そして強引に後ろを向かせられる。
すると、魅海の顔が一気に近付く。そして・・
「あっ・・・・んんっ///」