ディア フレンド
部室が2階なのがきついよね・・
怪我人に階段は酷くない?
アタシは1人でボヤキながら
階段を上る。
ガラガラ、部室を開け、エナメルをあさる。
えっと・・ここに絆創膏が・・あった。
大きめの絆創膏を膝を肘に貼る。
部室による前に水道水で洗った。
凄く沁(し)みて泣きそうになった。
みんな心配してるかな・・
アタシはゴミを捨て、急いでグラウンドに向かう。
少し傷がジンジンするけど全然支障はない。
グラウンドが見えてくる。
案の定、みんなドリルをしていた。
隣ではサッカー部が練習している。
渉は相変わらず楽しそうに練習してる。
キラキラした笑顔凄く活き活きしているのだ。
アタシは急いでみんなのほうに行く。
後輩の挨拶が聞こえるが返している余裕がない。
急いでドリルを1人でする。
紗羅と海來は呆れたように笑う。
そして何とか流しには追い付くことが出来た。
勿論、バトンパスをしながら。
体力は回復しないまま流し5本が終わる。
個人個人のメニューに入る。
アタシは高跳びのバーを準備する。
ふと、器具庫を見ると後輩たちが
せっせと道具類を運んでいた。
とりあえず荷物は任せよう。
スパイク履かないと・・
「杏南。あんた大丈夫なの?」
「ん?何が?」
ふと海來に声を掛けられる。
何処となく怒っているような・・
「転んだんでしょ!?
来週中総体なのに大丈夫なの?
みんな、あんたに期待してんのよ?」
「大丈夫。アタシは怪我で屈するような
人間じゃないから☆」
「ったく・・別に心配とかじゃないから・・」
急に笑顔になる。
海來もどっちかと言うと
ツンデレに近いんだもんね・・
狼少女だっけ? あまのじゃく?
とりあえず素直ではない。でもある意味素直なのか。
アタシは気持ちが軽くなった。
高跳びの練習に向かう。海來、ありがとね。
怪我人に階段は酷くない?
アタシは1人でボヤキながら
階段を上る。
ガラガラ、部室を開け、エナメルをあさる。
えっと・・ここに絆創膏が・・あった。
大きめの絆創膏を膝を肘に貼る。
部室による前に水道水で洗った。
凄く沁(し)みて泣きそうになった。
みんな心配してるかな・・
アタシはゴミを捨て、急いでグラウンドに向かう。
少し傷がジンジンするけど全然支障はない。
グラウンドが見えてくる。
案の定、みんなドリルをしていた。
隣ではサッカー部が練習している。
渉は相変わらず楽しそうに練習してる。
キラキラした笑顔凄く活き活きしているのだ。
アタシは急いでみんなのほうに行く。
後輩の挨拶が聞こえるが返している余裕がない。
急いでドリルを1人でする。
紗羅と海來は呆れたように笑う。
そして何とか流しには追い付くことが出来た。
勿論、バトンパスをしながら。
体力は回復しないまま流し5本が終わる。
個人個人のメニューに入る。
アタシは高跳びのバーを準備する。
ふと、器具庫を見ると後輩たちが
せっせと道具類を運んでいた。
とりあえず荷物は任せよう。
スパイク履かないと・・
「杏南。あんた大丈夫なの?」
「ん?何が?」
ふと海來に声を掛けられる。
何処となく怒っているような・・
「転んだんでしょ!?
来週中総体なのに大丈夫なの?
みんな、あんたに期待してんのよ?」
「大丈夫。アタシは怪我で屈するような
人間じゃないから☆」
「ったく・・別に心配とかじゃないから・・」
急に笑顔になる。
海來もどっちかと言うと
ツンデレに近いんだもんね・・
狼少女だっけ? あまのじゃく?
とりあえず素直ではない。でもある意味素直なのか。
アタシは気持ちが軽くなった。
高跳びの練習に向かう。海來、ありがとね。