ディア フレンド
「じゃあうちら帰るね。
明日は休みな?
ゆっくり休んでリレーしようよ!」
「うん。ありがとう。」
2人は手を振りながら病室を出る。
この空間にはハヤテ様と2人きり。
凄く気まずいし、恥ずかしい///
「杏南ちゃん・・最近仕事が多いんだろ?」
「まぁ、少し出現率が増えて・・
毎晩封印してるような感じです・・」
「じゃああまり寝てないよね・・
晩ご飯もあまり食べてないようだし・・」
「大丈夫ですよ。
でも、流石に晩ご飯は食べた方が
いいですね・・・
最近体重が4キロ落ちちゃって・・・」
「えっ!?
4キロ? 5日で?」
ハヤテ様はいつになく大きな声で
驚く。そりゃそうか・・
5日で4キロはかなりヤバイ・・・
そりゃぁ、貧血にもなるわ・・・
ガラガラガラ!!
勢いよくドアが開く。
有李栖と渉が血相を変えて入って来た。
肩で息をしている。
そんなに急いで来たの?
「渉・・有李栖・・・」
「杏南・・大丈夫か?
お前栄養失調って・・・」
「ちょっと晩ご飯抜きで封印しただけ。
でも、心配掛けてゴメンね・・」
渉はぐっ、と唇を噛む。
有李栖はアタシをギュウッ、と抱き締める。
凄く力が強い。そんなに心配してたんだ・・・
「ゴメン・・私の力が足りなくて・・
杏南にばっかり封印させて・・
ホントにゴメンなさい・・・」
有李栖はただただ謝り続ける。
アタシは大丈夫だよ、と
有李栖に安心させようとする。
でも有李栖は尚も謝る。
この光景に口を開く者は誰一人いなかった。
明日は休みな?
ゆっくり休んでリレーしようよ!」
「うん。ありがとう。」
2人は手を振りながら病室を出る。
この空間にはハヤテ様と2人きり。
凄く気まずいし、恥ずかしい///
「杏南ちゃん・・最近仕事が多いんだろ?」
「まぁ、少し出現率が増えて・・
毎晩封印してるような感じです・・」
「じゃああまり寝てないよね・・
晩ご飯もあまり食べてないようだし・・」
「大丈夫ですよ。
でも、流石に晩ご飯は食べた方が
いいですね・・・
最近体重が4キロ落ちちゃって・・・」
「えっ!?
4キロ? 5日で?」
ハヤテ様はいつになく大きな声で
驚く。そりゃそうか・・
5日で4キロはかなりヤバイ・・・
そりゃぁ、貧血にもなるわ・・・
ガラガラガラ!!
勢いよくドアが開く。
有李栖と渉が血相を変えて入って来た。
肩で息をしている。
そんなに急いで来たの?
「渉・・有李栖・・・」
「杏南・・大丈夫か?
お前栄養失調って・・・」
「ちょっと晩ご飯抜きで封印しただけ。
でも、心配掛けてゴメンね・・」
渉はぐっ、と唇を噛む。
有李栖はアタシをギュウッ、と抱き締める。
凄く力が強い。そんなに心配してたんだ・・・
「ゴメン・・私の力が足りなくて・・
杏南にばっかり封印させて・・
ホントにゴメンなさい・・・」
有李栖はただただ謝り続ける。
アタシは大丈夫だよ、と
有李栖に安心させようとする。
でも有李栖は尚も謝る。
この光景に口を開く者は誰一人いなかった。