ディア フレンド
何故だろう。
あの時以来アタシは物忘れが
激しくなっていた。
今日もテストが返って来た。
アタシは受けた記憶はないが
かなりいい成績だったのだ。
普段のアタシでは到底考えられない点数。
ホントに実力だったのだろうか。
アタシが2人いるような気がしてならないのだ。
ああ・・
考えたら混乱してきた。
もう考えるのもやめよう・・・
そうこうしてる内に家の前まで来た。
ガチャッ。
ギギー・・・
「ただいまー。」
中はシーンと静まり返っている。
誰もいないのだろうか。
大広間にも誰もいない。
玄関にも靴はなかった。有李栖の方が
先に来ているはずなのに・・
「有李栖~? 渉~?
いないの~?」
大声を出しても誰も返事を返さない。
アタシはとりあえず自分の部屋に行く。
勿論、誰もいない。
不安になりながらベットに横になる。
なんで誰もいないんだろう・・・
買い物かなぁ・・
それにしては遅過ぎない!?
事故にでもあったのかな・・・
アタシの不安は募るばかり。
パカッ。携帯を開く。
メールも着信も入ってはいない。
アタシは有李栖にメールを打つことにする。
『今何処にいるの?
アタシ家にいるんだけど・・・』
あの時以来アタシは物忘れが
激しくなっていた。
今日もテストが返って来た。
アタシは受けた記憶はないが
かなりいい成績だったのだ。
普段のアタシでは到底考えられない点数。
ホントに実力だったのだろうか。
アタシが2人いるような気がしてならないのだ。
ああ・・
考えたら混乱してきた。
もう考えるのもやめよう・・・
そうこうしてる内に家の前まで来た。
ガチャッ。
ギギー・・・
「ただいまー。」
中はシーンと静まり返っている。
誰もいないのだろうか。
大広間にも誰もいない。
玄関にも靴はなかった。有李栖の方が
先に来ているはずなのに・・
「有李栖~? 渉~?
いないの~?」
大声を出しても誰も返事を返さない。
アタシはとりあえず自分の部屋に行く。
勿論、誰もいない。
不安になりながらベットに横になる。
なんで誰もいないんだろう・・・
買い物かなぁ・・
それにしては遅過ぎない!?
事故にでもあったのかな・・・
アタシの不安は募るばかり。
パカッ。携帯を開く。
メールも着信も入ってはいない。
アタシは有李栖にメールを打つことにする。
『今何処にいるの?
アタシ家にいるんだけど・・・』