ディア フレンド
ジュシフが叫ぶと漆黒の空から
青龍が唸り声を上げながら下りて来る。
初めて龍を見た。
凄く恐ろしい生き物のはずなのに
安心してしまう。
アタシは狗獣刃を地面に突き刺し、
天に両手を仰ぐ。
そして、軽く深呼吸をする。
「青龍よ、この身に。力を貸したまえ!!」
青龍は一瞬で緑色の泡になり、アタシの身体に
勢いよく入る。
かなり魔力がキツイ・・
今はそんなことを言っている場合ではない。
アタシは何とか我を保ち、両手を上に掲げる。
そして、呪文を紡ぐ。
「樹海謳波(じゅかいおうは)!!!」
アタシの両手の中に蒼緑色の
沢山の葉のような光の結晶が密集する。
そして、アタシはそれを勢いよく
魅海に飛ばす。
光の結晶は勢いよく分散し
魅海の体に飛び散る。
その瞬間、煙が魅海の身体を覆う。
そのためどうなっているのかが分からない。
倒したの・・・・?
「技のクオリティーは良いんだけどな。
魔力も申し分ないな。でも・・
これじゃぁ。俺を倒せねえよ・・・」
煙が消えると魅海が
何事もなかったように立っていた。
あの攻撃は決まった筈・・
どうして? アタシの力が・・敵わない・・
アタシは声を上げることも
目の前で起こっているコトも
理解が出来なかった。
「ど・・うして?
アタシの・・・技が・・・」
青龍が唸り声を上げながら下りて来る。
初めて龍を見た。
凄く恐ろしい生き物のはずなのに
安心してしまう。
アタシは狗獣刃を地面に突き刺し、
天に両手を仰ぐ。
そして、軽く深呼吸をする。
「青龍よ、この身に。力を貸したまえ!!」
青龍は一瞬で緑色の泡になり、アタシの身体に
勢いよく入る。
かなり魔力がキツイ・・
今はそんなことを言っている場合ではない。
アタシは何とか我を保ち、両手を上に掲げる。
そして、呪文を紡ぐ。
「樹海謳波(じゅかいおうは)!!!」
アタシの両手の中に蒼緑色の
沢山の葉のような光の結晶が密集する。
そして、アタシはそれを勢いよく
魅海に飛ばす。
光の結晶は勢いよく分散し
魅海の体に飛び散る。
その瞬間、煙が魅海の身体を覆う。
そのためどうなっているのかが分からない。
倒したの・・・・?
「技のクオリティーは良いんだけどな。
魔力も申し分ないな。でも・・
これじゃぁ。俺を倒せねえよ・・・」
煙が消えると魅海が
何事もなかったように立っていた。
あの攻撃は決まった筈・・
どうして? アタシの力が・・敵わない・・
アタシは声を上げることも
目の前で起こっているコトも
理解が出来なかった。
「ど・・うして?
アタシの・・・技が・・・」