ディア フレンド

「♪か～んぺきなんてな～い。sweet sweet！♪」

今日のモーニングコールは嵐だった。いつも適当に設定するから何が流れるか忘れてしまう。今日も爽やかな目覚めだ。
アタシはカーテンを勢いよく開ける。シャーッ。
うわっ・・朝日が眩しい。さて、ご飯作んないと・・
アタシは急いでそこら辺にあった制服（メイド服）を取ると急いで着替える。
そして、ダッシュで厨房に行く。ドタドタドタっ！！

今日は１０秒で着いた！なんか、メイド服に違和感がなくなってきたな・・・
アタシはとりあえずトーストを取り出し、卵と牛乳でフレンチトーストを作る。
後は・・ヨーグルトかな。桃とグレープフルーツをヨーグルトと交ぜる。
これでいいかな。朝からそんなに食べれないよね。
アタシはとりあえず大広間に料理を置くと順番に起こしに行く。

最初は有李栖かな。有李栖の部屋に行く。
そっとドアを開けると薄暗い部屋のベットに有李栖が一定の呼吸で寝息を立てている。
ベットに音を立てないように行くと、優しく体を揺らす。

「有李栖、朝だよ。ご飯出来たよ、」

「んッ・・・んん？　ふぁ～、おはようなのれす・・・」

有李栖は目を可愛く擦るとムクッと起き上がる。
フラフラしながら洋服に着替える。アタシは次の部屋に向かう。
渉の部屋は・・ここか。勝手に入っていいのかな？
まぁ、幼馴染みだし。問題ないか。


ドアをゆっくり開ける。そっとベットに向かう。そして体を揺らす。

「渉。起きて！　ご飯出来てる」

「んっ・・・」



ぐいっ。アタシは不意に腕を引っ張られた。そのままベットにイン。
イタッ・・・渉の顔近いよ。なんか、寝息が直に掛かってくすぐったい。
アタシは横になりながら、渉の頬を指でつつく。
・・・・起きない。寝起き悪いな・・・

すー・・・「起きろー！！」

「んっ？　もう朝か・・・おいっ//　ち、ちけーだろ！？」

「あんたが引っ張ったんでしょ？　ったく・・・早く起きてよ。」

「つか、その格好///　朝から・・・」

えっ。アタシは自分の姿をおきて見てみる。
あらら・・・ミニスカートで前がばぁっと開いてるの選択してしまった。
しかも、ブラの肩紐フツーに見えてるし。