ディア フレンド
『杏南様・・あたし、杏南様と有李栖様を守ります。使役として、でも。あたしは・・それ以上に友達になりたいです。杏南様と・・有李栖様と。
許してくれるなら、嬉しいんですけど。あたし、姉さんたちに負けないように修行します。また修行して下さいッ☆』
「ディフカ・・らしくないことを―、うっ・・わたしも言い過ぎたみたい・・
もう少し五姉妹1人1人見て行かないといけないわね・・」
「アタシも頑張るよ。皆を守る、一緒に戦おう。アタシは・・味方だから・・」
「ねぇ・・杏南、キャベツ・・」
「あぁあっ!?」
アタシは有李栖から離れると、急いで火を止める。あちゃぁ・・・ふにゃふにゃ。
大丈夫だよね・・? 有李栖は吹き出すように笑う。
さっきまで泣いていたのが嘘みたいだ・・・
「アッハハハ・・杏南らしいのです、でも。いいのです、慰めてくれたから許すのですよ。」
有李栖はアタシのおでこを人さし指でツンと突くとふにゃふにゃのキャベツに肉の餡を包んでいく。アタシも崩さないように頑張って巻いていく。
全て包み終えるとコンソメスープでまた煮込んでいく。
一先ず、作り終え大広間に行く。有李栖が元気になってくれたので、とりあえず良かった。
アタシらは椅子に腰掛ける。有李栖は何かを思い出したかのようにメモを取り出す。
「昨日のメニュー変更なのです。改正版のメニューなのです。」
アタシは渡された紙を見つめる。明日は学校だから、午後のメニューだけだ。
あれ? 何で夜なんだろう・・夕方じゃないのかな・・・?
「ねぇ?明日・・」
「明日は遥妃と紗羅と伶哉が遊びに来るのですよ。だから、明日は帰ったら直ぐにケーキを作るのです。」
はぁ・・ケーキなんて普段そんなに作らない。婆っちゃはケーキよりおはぎ派だし、作るって言えば茉那たちの誕生日くらいだ。
レシピ覚えてるかかなり心配だ・・・
「楽しみなのですよ。伶哉が来るのは初めてなのです!」
「伶哉? 誰だっけ?」
「京大寺伶哉です、とってもイケめんなのです!モテモテなのですよ」
「ああ、遥妃が好きな人!あんま、見た事無いな・・・」
許してくれるなら、嬉しいんですけど。あたし、姉さんたちに負けないように修行します。また修行して下さいッ☆』
「ディフカ・・らしくないことを―、うっ・・わたしも言い過ぎたみたい・・
もう少し五姉妹1人1人見て行かないといけないわね・・」
「アタシも頑張るよ。皆を守る、一緒に戦おう。アタシは・・味方だから・・」
「ねぇ・・杏南、キャベツ・・」
「あぁあっ!?」
アタシは有李栖から離れると、急いで火を止める。あちゃぁ・・・ふにゃふにゃ。
大丈夫だよね・・? 有李栖は吹き出すように笑う。
さっきまで泣いていたのが嘘みたいだ・・・
「アッハハハ・・杏南らしいのです、でも。いいのです、慰めてくれたから許すのですよ。」
有李栖はアタシのおでこを人さし指でツンと突くとふにゃふにゃのキャベツに肉の餡を包んでいく。アタシも崩さないように頑張って巻いていく。
全て包み終えるとコンソメスープでまた煮込んでいく。
一先ず、作り終え大広間に行く。有李栖が元気になってくれたので、とりあえず良かった。
アタシらは椅子に腰掛ける。有李栖は何かを思い出したかのようにメモを取り出す。
「昨日のメニュー変更なのです。改正版のメニューなのです。」
アタシは渡された紙を見つめる。明日は学校だから、午後のメニューだけだ。
あれ? 何で夜なんだろう・・夕方じゃないのかな・・・?
「ねぇ?明日・・」
「明日は遥妃と紗羅と伶哉が遊びに来るのですよ。だから、明日は帰ったら直ぐにケーキを作るのです。」
はぁ・・ケーキなんて普段そんなに作らない。婆っちゃはケーキよりおはぎ派だし、作るって言えば茉那たちの誕生日くらいだ。
レシピ覚えてるかかなり心配だ・・・
「楽しみなのですよ。伶哉が来るのは初めてなのです!」
「伶哉? 誰だっけ?」
「京大寺伶哉です、とってもイケめんなのです!モテモテなのですよ」
「ああ、遥妃が好きな人!あんま、見た事無いな・・・」