ディア フレンド
3か・・えっと、あった。これで後で2枚。
伶哉くんと並んだ。ふと伶哉くんの手持ちを見るともう残りが1枚しかない。
これは過酷な戦いになるよ・・・
これはみんなでワイワイやるようなちゃちなゲームではない。
冷戦の様な物だ・・・アタシは神経を集中させる。
更に3分が経過。すると、
「俺上がり。」 「わたしも上がりなのです。」
伶哉くんと有李栖が同時と言っていいくらいのタイミングで抜けたのだ。
これで残り4人。
アタシは再び、紗羅のカードを引く。
8・・・あった。後、次で上がりだ・・・
「あたしも上がったぞ。罰ゲーム誰だろうな?」
遥妃も抜け、残り3人。アタシが次で抜けるのだ。
渉がアタシの残りのカード引く。アタシは上がったのだ。
「アタシの抜けるね。紗羅と渉、どっちが罰ゲームかな?」
「あらら。杏南、抜けたんだ。意外とダークホースだったね?」
紗羅と渉の一騎打ち。今のところ、紗羅が2枚カードを持っているので渉がリードしている。
紗羅はカードを後ろに隠し、シャッフルする。
そして、前に2つ並べる。紗羅にもどっちか分からない状態だ。
「同時に引くか? 音高と俺、フェアだろう?」
「いいよ。渉くんの罰ゲーム楽しみだなぁ・・・」
「お前だよ。罰ゲームは。せーの・・・」
同時にカードに手を置く。すると、綺麗に紗羅が右・渉が左になった。
今度は遥妃がせーのと掛け声を掛けると2人同時にめくる。
結果は・・・
「やったぁー。これで渉くん2枚だね。次はうちが引く番だね☆」
「くっそ・・ぜってぇ負けねえ・・・」
渉は後ろでカードを切る。そして、同じように並べる。
紗羅は左を素早く取る。目にも留まらぬ速さで・・・
「そっちでいいのか?」
「いいよ。」
「早くしないとゲームが終わらないだろう・・・」
伶哉くんと並んだ。ふと伶哉くんの手持ちを見るともう残りが1枚しかない。
これは過酷な戦いになるよ・・・
これはみんなでワイワイやるようなちゃちなゲームではない。
冷戦の様な物だ・・・アタシは神経を集中させる。
更に3分が経過。すると、
「俺上がり。」 「わたしも上がりなのです。」
伶哉くんと有李栖が同時と言っていいくらいのタイミングで抜けたのだ。
これで残り4人。
アタシは再び、紗羅のカードを引く。
8・・・あった。後、次で上がりだ・・・
「あたしも上がったぞ。罰ゲーム誰だろうな?」
遥妃も抜け、残り3人。アタシが次で抜けるのだ。
渉がアタシの残りのカード引く。アタシは上がったのだ。
「アタシの抜けるね。紗羅と渉、どっちが罰ゲームかな?」
「あらら。杏南、抜けたんだ。意外とダークホースだったね?」
紗羅と渉の一騎打ち。今のところ、紗羅が2枚カードを持っているので渉がリードしている。
紗羅はカードを後ろに隠し、シャッフルする。
そして、前に2つ並べる。紗羅にもどっちか分からない状態だ。
「同時に引くか? 音高と俺、フェアだろう?」
「いいよ。渉くんの罰ゲーム楽しみだなぁ・・・」
「お前だよ。罰ゲームは。せーの・・・」
同時にカードに手を置く。すると、綺麗に紗羅が右・渉が左になった。
今度は遥妃がせーのと掛け声を掛けると2人同時にめくる。
結果は・・・
「やったぁー。これで渉くん2枚だね。次はうちが引く番だね☆」
「くっそ・・ぜってぇ負けねえ・・・」
渉は後ろでカードを切る。そして、同じように並べる。
紗羅は左を素早く取る。目にも留まらぬ速さで・・・
「そっちでいいのか?」
「いいよ。」
「早くしないとゲームが終わらないだろう・・・」