ディア フレンド
アタシはいつも登校は自転車だった。だから、歩いて登校も新鮮だ。
なんか、凄く楽しくなってきたぞ♪
「お前と一緒に登校なんて何年ぶりかな?」
「小学校のとき以来だからね。これからよろしくね☆」
「お、おう//俺はお前と一緒だし・・・えっと・・」
渉は顔を真っ赤にする。今日そんなに暑かったっけ?不思議な奴。
「渉。ときには素直にならないとダメですよ?そうじゃないと取られてしまうのです。」
有李栖が何を言ってるかはわかんない。バトルでもするのか?
意味がわからないな・・・この町は。
「渉くぅ~ん!!有李栖ちゃぁ~ん!!!」
後ろから黄色い声が響いた。アタシたちは反射的に振り向く。すると、ツインテールの女の子が猛スピードで走ってくる。
誰だろう・・2人の友達かなぁ・・・
その子は数十秒でここまで走ってくる。朝から元気だな・・・
「おはよう♪あれ? その子・・・!! 杏南じゃない??」
「えっ・・なんでアタシの名前を知ってるの?」
「ヤダなぁ・・忘れたの? これじゃぁ、分かんないか。」
シュルシュル。その子は2つのゴムを解く。すると、見覚えのある顔になった。
あっ・・もしかして・・・紗羅? そう言えば紗羅も島根だっけ。
アタシは同窓会にでも来た気分になった。
「紗羅~!? 久しぶり~♪髪伸びてるし気付かなかった・・・」
「酷いなぁ・・・でも、噂の転校生って杏南だったんだね。学校で超噂になってんだよ。『美少女が来る』って。びっくりだよ。また一緒だねっ☆」
「うん。早く行かないと遅刻しちゃう。行こう♪」
アタシは紗羅の手をぐいっと引っ張るとそのまま目の前の学校まで走り出した。
紗羅も手を握り返してくれた。小学校のときの想い出が一気に蘇って来た。
その後ろを有李栖と渉が追い駆けてくる。渉は呆れ顔で有李栖はいつもの笑顔で。アタシはここも楽しいかもと更に期待を膨らませた。
そして、長い坂を一気に駆け上がった。もう学校は目の前。アタシは駆け込むように靴を履き替えた。それは初めて来るとは思えないぐらいに。
なんか、凄く楽しくなってきたぞ♪
「お前と一緒に登校なんて何年ぶりかな?」
「小学校のとき以来だからね。これからよろしくね☆」
「お、おう//俺はお前と一緒だし・・・えっと・・」
渉は顔を真っ赤にする。今日そんなに暑かったっけ?不思議な奴。
「渉。ときには素直にならないとダメですよ?そうじゃないと取られてしまうのです。」
有李栖が何を言ってるかはわかんない。バトルでもするのか?
意味がわからないな・・・この町は。
「渉くぅ~ん!!有李栖ちゃぁ~ん!!!」
後ろから黄色い声が響いた。アタシたちは反射的に振り向く。すると、ツインテールの女の子が猛スピードで走ってくる。
誰だろう・・2人の友達かなぁ・・・
その子は数十秒でここまで走ってくる。朝から元気だな・・・
「おはよう♪あれ? その子・・・!! 杏南じゃない??」
「えっ・・なんでアタシの名前を知ってるの?」
「ヤダなぁ・・忘れたの? これじゃぁ、分かんないか。」
シュルシュル。その子は2つのゴムを解く。すると、見覚えのある顔になった。
あっ・・もしかして・・・紗羅? そう言えば紗羅も島根だっけ。
アタシは同窓会にでも来た気分になった。
「紗羅~!? 久しぶり~♪髪伸びてるし気付かなかった・・・」
「酷いなぁ・・・でも、噂の転校生って杏南だったんだね。学校で超噂になってんだよ。『美少女が来る』って。びっくりだよ。また一緒だねっ☆」
「うん。早く行かないと遅刻しちゃう。行こう♪」
アタシは紗羅の手をぐいっと引っ張るとそのまま目の前の学校まで走り出した。
紗羅も手を握り返してくれた。小学校のときの想い出が一気に蘇って来た。
その後ろを有李栖と渉が追い駆けてくる。渉は呆れ顔で有李栖はいつもの笑顔で。アタシはここも楽しいかもと更に期待を膨らませた。
そして、長い坂を一気に駆け上がった。もう学校は目の前。アタシは駆け込むように靴を履き替えた。それは初めて来るとは思えないぐらいに。