君の影をみてる〜幼なじみの恋〜
追いかけるが、
構わず、歩き続けるその態度に、
私も
「じゃ〜イイよ!」と
負けずに後ろから言い放った。
すると、恭一は立ち止まり、
凄い目つきで睨みつけた。
(コワっ!)
ただならぬ空気を読み取った私は
黙って、そばへ歩み寄る。
それを見届ける恭一は、
また黙々と歩きはじめた。
駅からだと、恭一のマンションの方が、先に見えてくる。
(そんなに怒ることないじゃん!いつもなら、そろそろオドケだすのになぁ)
そうもしているうちに、
マンションの前まで辿り着いた。
「どうする?」
「だって、すごく怒ってるから…」
「怒ってねーよ。」
「怒ってんじゃん!」
「…ヘコんでんだよ…」
「…」
「やっぱ、おまえは、隆志と同じ高校行ってれば良かったんじゃねーかなって、」
「なにソレ?(散々、隆志のこと疑っておいて!)」
「だから、そんな自分にヘコんでんだって!」
構わず、歩き続けるその態度に、
私も
「じゃ〜イイよ!」と
負けずに後ろから言い放った。
すると、恭一は立ち止まり、
凄い目つきで睨みつけた。
(コワっ!)
ただならぬ空気を読み取った私は
黙って、そばへ歩み寄る。
それを見届ける恭一は、
また黙々と歩きはじめた。
駅からだと、恭一のマンションの方が、先に見えてくる。
(そんなに怒ることないじゃん!いつもなら、そろそろオドケだすのになぁ)
そうもしているうちに、
マンションの前まで辿り着いた。
「どうする?」
「だって、すごく怒ってるから…」
「怒ってねーよ。」
「怒ってんじゃん!」
「…ヘコんでんだよ…」
「…」
「やっぱ、おまえは、隆志と同じ高校行ってれば良かったんじゃねーかなって、」
「なにソレ?(散々、隆志のこと疑っておいて!)」
「だから、そんな自分にヘコんでんだって!」