君の影をみてる〜幼なじみの恋〜
私のあだ名が

“みっちゃん”だったことから、

「みっちゃん道々うんこタレて〜♪」

と、歌ってからかわれたことがある。


そんなことは慣れっこで、
相手にもしない私だったが、

恭一のチョッカイにだけは食らい付き、

さらに倍にしてやり返されては、

結局泣かされていた。


「きょーちゃんに適うわけないじゃん。」

と、隆志はいうが、

私は、そんな些細なことでも、

恭一と関わっていたかったのだった。
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