君の影をみてる〜幼なじみの恋〜
第3クォーターは控えだったが、
いつ、チェンジと言われてもいい様、
心構えはできていた。
後半戦開始から、いっきに、6ゴールを決めてきた相手は、さすが優勝チーム。
強豪と言われるだけあって、
作戦を変え、さらにスピードアップしてきた。
(これでは男子と同じパターンになってしまう)
前半とは違うテンポに、
焦りからファールをとられ、フリースローを与えてしまった。
会場はシーンとして、皆がシューターに注目した時…
相手の男子選手一人が、スーっと入ってきて、
何やら監督に耳打ちをした。
そして次の瞬間、
その監督は立ち上がり、両手を大きく振ると、
「止め止め〜!ちょっと止めてもらえないか!」と
審判に直接交渉しだした。
何が何だか分からず、騒めきが起こる中、
「先生すみません。」と、
うちの顧問を連れて、
体育館から出て行った。
喧嘩があったのだ!
相手チームの、2年の男子選手と、
うちの学校の、
見学していた生徒とのトラブルらしい。
私は、嫌な予感がして、
隆志と目を合わせた。
こんな状態では、
試合の続行など…それどころではなく…
しばらくして、相手校は引き上げ帰って行った。
いつ、チェンジと言われてもいい様、
心構えはできていた。
後半戦開始から、いっきに、6ゴールを決めてきた相手は、さすが優勝チーム。
強豪と言われるだけあって、
作戦を変え、さらにスピードアップしてきた。
(これでは男子と同じパターンになってしまう)
前半とは違うテンポに、
焦りからファールをとられ、フリースローを与えてしまった。
会場はシーンとして、皆がシューターに注目した時…
相手の男子選手一人が、スーっと入ってきて、
何やら監督に耳打ちをした。
そして次の瞬間、
その監督は立ち上がり、両手を大きく振ると、
「止め止め〜!ちょっと止めてもらえないか!」と
審判に直接交渉しだした。
何が何だか分からず、騒めきが起こる中、
「先生すみません。」と、
うちの顧問を連れて、
体育館から出て行った。
喧嘩があったのだ!
相手チームの、2年の男子選手と、
うちの学校の、
見学していた生徒とのトラブルらしい。
私は、嫌な予感がして、
隆志と目を合わせた。
こんな状態では、
試合の続行など…それどころではなく…
しばらくして、相手校は引き上げ帰って行った。