シンプル
”曲がり道ONE”
久しぶりに朝から学校に行く為、僕は電車の一番隅の席に座った・・

すると隣の駅で乗って来た、今は隣の高校に通ってる中学の後輩が乗ってきた・・・・

僕を見つけるなり、あわてて駆け寄ってきて

「やっときましたね! 中々、来ないんです もん」とニヤついた 顔で僕に言った!

「なんだよ!!気持ちわりぃなぁ」半ばダルそうに返した。

「あっ!!いいんですかぁ~?そんな事言って」ニヤついた顔がさらにニヤついた。

「うちの学校のミナって娘!知ってます??」

「えっ!?・・・・さぁ~!?知らなぁい」

「あれ!?おかしいなぁ先週なんすけど、先輩のベルの番号教えてもらえるように聞いて欲しい!!って熱心に頼まれちゃって・・知り合いだと思ってましたよ」

「ふ~ん・・でどんな娘なの??」本当は興味深々だったけどわざとダルそうに聞いた。

「何言ってんすかぁ??ちょー可愛いいっすよ!マジで!!・・でも知らないんじゃあしょうがないかぁ」後輩は嫌味な感じで僕に言った。

「オイ!オイ!聞いちまってダメなんていわねぇーよ!断わる理由もないし」半分ニヤついた顔で後輩に言った!

「わかりましたよ!教えておきます」と言いながら後輩は手をだした。

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