シンプル
僕はしばらくたってから返事を返した・・

『キョウバイト?』

また直ぐに返事が来た
『ハイ! ミナ』

『オワルノマッテイイ?』
『ハナサナイ? タカ』

『ウレシイ! ミナ』

人生で初めてだったと思う・・何とも言えない緊張感が体をはしった
夕方になりコンビニが見える場所で僕は落ち着きなく待った・・

”来たっ!!”

彼女はキョロキョロしながらコンビニから出てきた!!

僕はちょうど来たかのように小走りで彼女に声をかけた!

「ど・・どうも・・」
なんてつまらない一言だ・・心の中でつぶやいた。

彼女はクスッと笑って
「おみやげ!!」
と言って温めたオニギリを2つくれた・・

彼女のそんなやさしさが僕の変な緊張感を吹き飛ばしてくれた!!

「いきなりでびっくりしませんでした??」

「びっくりした・・かな!でも・・うれしかったよ」

「本当ですかぁ~!?」
「うれしくない訳ないじゃん!!」

「良かった!本当は・・ 返事来ないかと思ってましたぁ・・。」

「えっ!?俺はそんなに嫌な奴に見える!?」

「違います!彼女とかいると思ってましたから」

「俺になんて・・できないよ・・」

「良かった!!」

彼女は笑顔ではしゃいだ!
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