アイー心の花ー
「…え?ーーア…イ?」

彼女は透き通るようなキレイな声でいった。
やっぱり、アイだ。

「あのぅ、人違いでは?この方は、この病院の院長の娘さんの、相馬 千鶴<ソウマ チヅル>さんですよ?」

「そんなことありません。そちらこそ人違いではないんですか?ね、アイ?」

だって、大好きな一番の親友の顔を忘れる訳ないじゃん。
< 21 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop