甘い時間



せっかく親友の彩香と美保にお泊まりしよって誘ってもらったのに…











「里緒っおはよー!」



「おはよ、彩香、美保!」



「ねぇねぇ、優也くんお泊まり許してくれた?」



彩香の言葉に私は小さく首をふる。



「やっぱだめかぁー」



私だってできれば行きたいもん。


でも優也がそれを許してくれないとダメ。



「なんか里緒かわいそう…」


「美保…」



「でもさ、束縛してくれるのってなんかいいなぁ…あたしなんかほったらかしだよ?」



「何言ってんの!超ラブラブじゃん!」



「あはは!まぁそうなんだけどね〜」



こんな感じでいつものように彼氏が大好きな彩香。



いつも相談にのってくれたりしてくれて私にとっては頼れるお姉さん的存在。


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